今日の給食の献立は、たけのこごはん、さわらのさいきょうやき、すましじる、かしわもち、牛乳です。
【こどもの日 かしわもち】かしわもちは、米粉と片栗粉を混ぜて作ったもちであんをはさみ、柏の葉を2つ折りにして包んだもちです。端午の節句には、ちまきとともにお供えします。男の子の節句である5月5に柏もちが使われたのは、夏の新芽が出る頃に古い葉が落ちる、つまり後継ぎができたという意味で一家の繁栄を祈り、お祝いする気持ちが込められています。
柏もちというお菓子が日本の歴史に登場したのは、今から350年ぐらい前のことです。柏もちじたいは、中国から渡ってきた端午の節句行事には含まれていなかった食べ物のようです。柏もちが日本独自であるのに対し、ちまきは中国の行事と一緒に日本に伝わってきた習慣です。ちまきは餅だんごを茅の葉で包んだものです。ちまきには「難を避ける」という意味があるそうです。